研究課題/領域番号 |
25288042
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
瀬高 渉 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (60321775)
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研究分担者 |
山口 健太郎 徳島文理大学, 香川薬学部, 教授 (50159208)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
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キーワード | 分子機械 / 有機結晶 / 分子運動 / 相転移 / X線結晶構造解析 / 固体NMR / 分子コマ / ヘテロ環化合物 / 機能性分子 / 有機典型元素 / 動的分子 / 構造有機化学 / 双極子配向制御 / 複屈折 / 機能性有機分子 / 光学的性質 |
研究成果の概要 |
大規模かご型分子骨格の内部にπ電子系を回転子として架橋した分子は、その構造の類似性から“分子ジャイロコマ”と呼ばれている。これまでに我々はベンゼン環を架橋した分子について、その合成・構造解析法を確立し、さらに結晶中における環の回転運動とそれに伴う結晶複屈折変化を明らかにしてきた(W. Setaka and K. Yamaguchi, PNAS, 109, 9271 (2012))。本研究では、双極子モーメントを有するπ電子系として、フラン、チオフェン、セレノフェンを回転子として架橋した誘導体を合成し、結晶内部における環配向秩序の温度依存性と、それに伴う結晶複屈折と誘電損失の変化を明らかにした。
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