研究課題/領域番号 |
25288099
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
|
研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
前田 寧 福井大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60242484)
|
連携研究者 |
杉原 伸治 福井大学, 大学院工学研究科, 准教授 (70377472)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
|
キーワード | 高分子構造・物性 / 高分子溶液 / 応答性高分子 / 分子分光 / 一分子計測 / ナノ材料 / 1分子計測 / 表面・界面物性 |
研究成果の概要 |
タンパク質の構造形成機構解明のためのモデル系として、温度応答性高分子の相転移挙動に対する水和、特に疎水性水和の効果について総合的に解析した。アルキル基を部分的に重水素置換した温度応答性高分子を用いてν(C-D)バンドが相転移温度で低波数シフトすることを示し、量子化学計算によりエステル基への水素結合とC-H…O 水素結合がこのシフトに寄与することを明らかにした。また、温度-圧力相図の解析により熱力学パラメータを算出し、共重合組成や溶媒組成の効果を明らかにした。さらに、回折限界を超える空間分解能を有する探針増強ラマン分光システムを試作して、微小領域での高分子鎖の水和の解析のための足掛かりを築いた。
|