研究課題/領域番号 |
25289036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
荒木 幹也 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (70344926)
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研究分担者 |
志賀 聖一 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (00154188)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
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キーワード | 粒径計測 / 偏光 / 非接触計測 / 微粒子 / サブミクロン |
研究成果の概要 |
本研究課題では,「非接触」かつ「2次元」の「サブミクロン」粒径計測法の開発をもくろむ.電子顕微鏡のような採取計測では,「採取すること」によって微粒子の「粒径・組成」が変わり,さらに「時間履歴・空間分布」の貴重な情報が失われる.そこで,非接触計測法である「偏光比法」に着目する.粒子群に直線偏光レーザを入射する.偏波面に垂直方向の散乱光強度と,偏波面に平行方向の散乱光強度を取得する.両社の強度比は偏光比と呼ばれ,粒径に依存する.本研究では,多波長光源を用いることで,粒径分布を一意に求める手法を確立した.この手法はブタン層流拡散火炎に適用され,すす粒子の粒径計測が可能であることが検証された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サブミクロン粒子の「粒径」のみならず「屈折率」も決定できる新計測法の提案である.屈折率から粒子の素材がわかる.これまでにない計測法として,学術的な価値は高いと考えている. 自動車産業は日本の基幹産業のひとつである.世界と伍して戦うための不断の技術開発を続けてきた関係者のみなさまの努力に深く敬意を表するものである.本研究が,関係者の皆様にとって少しでもお役に立てばとの思いである.
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