研究課題/領域番号 |
25289090
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
福永 博俊 長崎大学, 工学研究科, 教授 (10136533)
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研究分担者 |
中野 正基 長崎大学, 工学研究科, 教授 (20274623)
森村 隆夫 長崎大学, 工学研究科, 准教授 (30230147)
柳井 武志 長崎大学, 工学研究科, 助教 (30404239)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
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キーワード | ナノコンポジット / 磁石 / Sm-Co / 積層構造 / 磁性体 |
研究成果の概要 |
ナノ層マニュピュレーション技術により,10nm程度のSm-Co及びFe層を交互に1000層程度積層した,積層型ナノコンポジット厚膜磁石を創製した。基板加熱なしで作製した厚膜は,室温で(BH)max=100kJ/m3の等方的磁気特性を示し,150℃では,(Nd,Dy)-Fe-B等方性磁粉の1.5倍の(BH)max値を示した。また,Sm-CoとFe層間へのTaやCuなどのバッファ層挿入は磁気特性を顕著に改善した。 200~300℃の基板に成膜し,高温熱処理により磁気的に硬化することにより,膜面を磁化容易面とする異方性ナノコンポジット厚膜を作製できた。異方性の大きさは300kJ/m3程度であった。
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