研究課題/領域番号 |
25289130
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
浅本 晋吾 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (50436333)
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研究分担者 |
蔵重 勲 電力中央研究所, 地球工学研究所, 主任研究員 (20371461)
名和 豊春 北海道大学, 大学院工学研究院, 教授 (30292056)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | セメント硬化体 / 高温負荷 / 物性変化 / 遅延エトリンガイト生成 / フライアッシュ / 組織変化 / 混和材 |
研究成果の概要 |
本研究では,セメント硬化体に60~80℃の高温が作用したときの圧縮強度などの力学的物性の変化,さらには,化学的な劣化について検討を行った.その結果,80℃の高温が作用すると,20℃一定条件に比べ,強度の増進が小さくなることが,空隙構造変化の観点から考察された.また,石灰石微粉末を含んだ場合,初期に高温が作用したとき,セメント硬化体に亀甲状のひび割れをもたらす可能性が高くなることを示した.こうした高温作用による化学劣化の抑制,強度低下の抑制も骨材条件によっては,セメントを石炭灰(フライアッシュ)で一部置換することが有効であることが示唆された.
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