配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2013年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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研究成果の概要 |
非化学量論組成Ni基ホイスラー合金は磁場印加に伴い常磁性マルテンサイト相から母相強磁性相へ相変態を起こす. その際に, 単に磁化が大きく変化するだけでなく, 巨大磁気抵抗効果や巨大磁気熱量効果も示し, このようなドラスティックな変化は電子状態の変化に起因すると考えられている. 本研究では, Ni-Mn-In, Ni-Mn-Sn, Ni-MnSbの3種の合金系について比熱測定を行い, 電子比熱係数やデバイ温度を調べてマルテンサイト相と母相における値の違いを調べた. フェルミ面における電子状態密度はマルテンサイト相の方が母相よりも低く, これは3種の合金系において共通の特徴であることが分かった.
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