研究課題
基盤研究(B)
アバカ繊維中のルーメンは10-15wt%NaOH水溶液で処理すると縮小することを示した.アルカリ処理したアバカ繊維の引張強度は変化しなし.一方,5wt%NaOH水溶液で処理した場合,ヤング率は41%増加するのに対して,15wt%NaOH水溶液では29%低下することを見いだした.繊維長さの異なるアバカ繊維で強化したPLA系複合材料の断熱性について調査した.ランダム配向複合材料でも一方向強化材と同様にルーメンの大きさによって熱伝導性が変化することを確認した.ランダム配向複合材料では,繊維が短くなるにつれてルーメン中に入る樹脂量が多くなるため,熱伝導率は高くなることが分かった.
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