研究課題
基盤研究(B)
本研究ではバードストライクを受ける航空機複合材構造の信頼性評価技術の確立を目指し,柔軟体衝突によるCFRP積層板の損傷を予測する解析技術を構築した。特に,粒子法(SPH)において,粒子を計算空間に写像することによって粒子の不均一な配置を可能とし,計算効率を改善する新たな手法を開発した。本手法に,き裂進展に伴うエネルギー吸収を表す材料軟化モデルを導入して,積層板の層間はく離の進展を予測した。本手法を用いてバードストライク損傷を予測し,実験結果をよく再現できることを示した。
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International Journal for Numerical Methods in Engineering
巻: 103 号: 11 ページ: 781-797
10.1002/nme.4906
120007039335