研究課題/領域番号 |
25289307
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
航空宇宙工学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
横田 久美子 神戸大学, 工学研究科, 助手 (20252794)
|
研究分担者 |
田川 雅人 神戸大学, 工学研究科, 准教授 (10216806)
|
連携研究者 |
寺岡 有殿 日本原子力機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究主幹 (10343922)
神田 一浩 兵庫県立大学, 高度産業科学技術研究所, 教授 (20201452)
木本 雄吾 宇宙航空研究開発機構, 研究開発本部, 主幹研究員 (60425783)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 超低軌道宇宙環境 / 原子状酸素 / 窒素分子 / 材料劣化 / 複合効果 / 超低軌道 / 超低地球軌道 / 宇宙環境 / 紫外線 / 高質量分子 / 複合宇宙環境 / 低地球軌道 |
研究成果の概要 |
本研究では超低軌道複合宇宙環境下でのN2衝突によるフッ素系高分子劣化に関する包括的理解を目的とした。宇宙材料劣化評価におけるリファレンス試料であるポリイミドでは原子状酸素とAr(N2と同等の不活性、高質量分子)の同時照射では複合照射効果が発現したが、FEP/Agでは各単独照射の劣化量を足し合わせた結果となり、複合効果は見られなかった。これはフッ素系材料では原子状酸素とArが独立した反応系を有することを示している。本研究の結果より超低軌道宇宙環境でフッ素系材料の劣化現象を評価する場合には、原子状酸素のみならずN2の高エネルギー衝突による影響を考慮する必要があることが初めて明らかになった。
|