研究課題
基盤研究(B)
本研究では,適応スキュー角モーメントジャイロ(ASCMG)の耐故障性向上を目的とし,故障同定と駆動則を円滑に切替えることが可能な制御方法を考案した.指令トルクと実出力トルクとの差分を一定時間積分・評価することにより故障個所の同定が行えること,同定に従い駆動則が円滑に切り替わる調整法により目標姿勢へ安定に姿勢変更が可能なこと,非劣駆動状態から劣駆動状態へも円滑に制御則を切り替えられることを数値シミュレーションにより確認できた。また,2個のCMGユニットが故障した劣駆動状態でもBacksteppingに基づく制御手法により視線方向変更制御が可能なことを微小重力環境下での実験により検証した.
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 2件)
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