研究課題
基盤研究(B)
核融合炉実現において重要な課題であるプラズマ熱流制御のために,直線型プラズマ装置NAGDIS-IIを用いて,磁場構造がプラズマタッチメント特性に与える影響について調べた。 発散磁場配位と収束磁場配位が非接触プラズマ形成への影響を調べたところ,発散磁場構造から収束磁場構造への変化に伴い,ターゲット板へのイオン飽和電流値が著しく減少し,体積再結合過程が強まっていることが分光計測から観測された。また,可動エンドプレートにより磁力線の接続長を変化させたところ,接触ー非接触プラズマの遷移が明瞭に観測され,磁力線長ならびに磁場勾配制御がプラズマデタッチメント制御に有効であることが示された。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (23件) (うち国際学会 9件、 招待講演 1件)
Physics of Plasmas
巻: 23
120007176968
Plasma and Fusion Research: Rapid Communications
巻: 11
130005311667
巻: 21 号: 3
10.1063/1.4867492