研究課題
基盤研究(B)
我々は、血小板をベクターにすれば癌組織への特異的な集積が可能になるのではないかと考え、血小板ベクターに抗腫瘍免疫活性のある不活性化したセンダイウイルス粒子(HVJ envelope;HVJ-E)を封入し、メラノーマを移植したマウスの尾静脈より投与することにより腫瘍抑制に成功した。さらにGFP遺伝子を発現させたマウスメラノーマ細胞株B16-F10を尾静脈より注入して肺転移モデルを作成し、HVJ-E封入血小板の尾静脈投与により、明らかな転移巣の抑制が認められた。NK細胞のケモカインであるCXCL10(IP-10)を封入した血小板ベクターを作成し腫瘍抑制に成功した。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 1件、 招待講演 5件) 備考 (1件)
Molecular Therapy
巻: 24 号: 1 ページ: 135-145
10.1038/mt.2015.201
巻: 22 号: 12 ページ: 2046-2055
10.1038/mt.2014.128
BioMed Research International
巻: 2013
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/gts/