研究課題
基盤研究(B)
神経系は多様なニューロンとグリア細胞から構成されており、共通の前駆細胞から生じるこれらの細胞が、各々固有の性質を獲得し、正しく配置されることが、神経系の機能発現のために必要であるが、その理解はきわめて断片的である。ゲノムも神経系もともにシンプルなホヤとメダカを用い、神経系の各細胞が固有の性質を獲得するためのゲノム情報発現ネットワークを探った。ゲノムワイドにプロモーターを同定し、転写因子との相互作用を解析した。受精卵から神経細胞分化に至る過程の細胞系譜を明らかにし、細胞分化の制御に関わる因子として、マイクロRNAやRNA結合タンパク質の重要性を見出した。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (50件) (うち国際学会 5件、 招待講演 2件) 備考 (2件)
Genome Research
巻: 26 号: 1 ページ: 140-150
10.1101/gr.184648.114
AROMA RESEARCH
巻: 17 ページ: 42-44
Nature
巻: 524 号: 7566 ページ: 462-465
10.1038/nature14657
Developmental Biology
巻: 392 号: 1 ページ: 117-129
10.1016/j.ydbio.2014.04.021
http://dbtgr.hgc.jp
http://dbtgr.hgc.jp/