研究課題/領域番号 |
25291014
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山下 栄樹 大阪大学, たんぱく質研究所, 助教 (00294132)
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研究分担者 |
中川 敦史 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (20188890)
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研究協力者 |
米原 涼 大阪大学, 蛋白質研究所, 研究員
池田 悦子 大阪大学, 蛋白質研究所, 博士研究員
堤 研太 大阪大学, 蛋白質研究所, 博士前期課程
比嘉 悠貴 大阪大学, 蛋白質研究所, 博士前期課程
住田 一真 大阪大学, 蛋白質研究所, 博士前期課程
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | X線結晶構造解析 / 膜タンパク質複合体の物質輸送 / 外膜チャンネルの構造 |
研究成果の概要 |
日和見細菌である緑膿菌が多剤耐性化する主な原因として、菌体内に進入した抗生物質を排出する異物排出タンパク質複合体が関わっている。異物排出タンパク質複合体は、内膜に存在するトランスポーター、膜間に存在するアダプタータンパク質、外膜に存在する外膜チャンネルタンパク質の3種類からなり、2つの生体膜を貫く巨大な膜タンパク質複合体である。本研究では、異物排出タンパク質複合体の試料調製を行い、複合体構成蛋白質の化学量比を決定し、電子顕微鏡3次元再構成法により構造解析に成功した。また、緑膿菌の薬剤排出に関わる主な外膜チャンネルタンパク質の構造解析に成功し、外膜チャンネルの開閉機構について明らかにした。
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