研究課題
基盤研究(B)
インテグリンリガンドとして同定されたポリドムのノックアウトマウスを作出し、以下のことを見いだした。1)ポリドムは間葉系細胞から分泌され、リンパ管周囲で線維状に組織化される。2)ノックアウトマウスではリンパ管叢が集合リンパ管へと成熟できず、リンパ管の排出機能不全を呈する。その結果、重度の浮腫を発症して、出生直後に死亡する。3)ノックアウトマウスでは、リンパ管の成熟を制御する転写因子Foxc2の発現が低下している。4)ポリドムはアンジオポエチン-2に結合する。以上の結果から、ポリドムはアンジオポエチン-2との結合を介して、リンパ管の成熟を制御するFoxc2の発現を正に制御すると考えられた。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 5件、 査読あり 15件、 謝辞記載あり 5件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 6件、 招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (2件)
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