研究課題
基盤研究(B)
GRWD1は、RPL11-MDM2経路およびRPL23-MDM2経路を介してp53を抑制し、発がんを促進する新規がん遺伝子であることが明らかとなった。また、がん患者臨床サンプルを用いた解析から、ある種のがんにおいてはGRWD1の発現量が多い場合は予後不良となることが示唆された。今後、GRWD1発現量の検査が、有用な診断法となる可能性がある。また、GRWD1とRPL11(あるいはRPL23)の結合を阻害できる化合物を創出できたなら、有力な新規抗がん剤となる可能性も期待できる。
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