研究課題/領域番号 |
25291069
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
稲葉 一男 筑波大学, 生命環境系, 教授 (80221779)
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連携研究者 |
柴 小菊 筑波大学, 生命環境系, 助教 (70533561)
谷口 俊介 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (00505331)
田之倉 優 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (60136786)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2013年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | カラクシン / 鞭毛 / 繊毛 / 精子 / ダイニン / 微小管 / 生殖 / 繊毛病 / 鞭毛繊毛 / カルシウム / オピストコンタ / 進化 / 神経カルシウムセンター / 形態形成 / 神経カルシウムセンサー |
研究成果の概要 |
本研究では、ダイニンのカルシウムセンサーであるカラクシンの構造と機能を解明することを目的とした。まず、カラクシンの4つのEF-handのうちEF2とEF4が構造的EF-hand、EF3が調節的EF-handであることがわかった。また、カルシウムイオンが結合すると開構造へシフト、dyneinが結合すると閉構造から開構造へ構造変化することが示唆された。機能面では、カラクシンが繊毛屈曲を調節し、基底体の配向を制御する結果、繊毛の協調的運動に寄与ことがわかった。さらにカラクシンを欠損したマウスでは、軸糸構造は見かけ上正常だが、水頭症や内臓逆位といった繊毛病の症状が表現型として現れることがわかった。
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