研究課題
基盤研究(B)
本研究では、申請者が最近発見した大腸菌の新規な遺伝子水平伝播現象(細胞間形質転換)の詳細と普遍性を明らかにすることを目的とした。その結果、1) DNase感受性の細胞間形質転換は、いくつかの天然株間でも起こること、2) ある種の天然株間での細胞間形質転換はファージ非依存性の機構で行われること、3)ある特定の実験室株が関わる高頻度の細胞間形質転換には、ある種のファージとその関連タンパク質の働きで引き起こされるDNase感受性の形質転換機構が働くこと、などを発見した。これらにより、本現象の機構解明と大腸菌種内での普遍性検証を行うことができた。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 1件)
Methods in Molecular Biology
巻: 未定
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