研究課題/領域番号 |
25292060
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
谷 史人 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (70212040)
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研究分担者 |
桝田 哲哉 京都大学, 大学院農学研究科, 助教 (80311744)
矢野 浩之 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (80192392)
阿部 賢太郎 京都大学, 生存圏研究所, 准教授 (20402935)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2015年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | ストレスタンパク質 / 制御性免疫 / 粘膜恒常性 / 腸内細菌 / ビフィズス菌 / 相利共生 / 機能材料 / ナノファイバー / 粘膜 / 免疫 / 制御性T細胞 |
研究成果の概要 |
腸管粘膜組織の上皮細胞や免疫細胞に対する共生菌ビフィズス菌やそのストレスタンパク質の作用と分子多様性について明らかにした。腸管の上皮細胞は粘膜下の抗原提示細胞に制御的な機能を賦与し、ビフィズス菌のストレスタンパク質は共生因子様の抑制作用をもつことを示唆した。また、多糖類ナノファイバーの摂取が消化管内環境へ及ぼす影響について解析した結果、意外にも、摂食に伴う体重増加を抑制し、炎症性疾患を誘発することなく腸内細菌叢の改善につながる可能性を見出した。根源的な腸管粘膜組織の免疫恒常性を的確に制御し、アレルギーや動脈硬化などの炎症性疾患を予防するために、ナノファイバー素材は有望であることを示唆した。
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