研究課題/領域番号 |
25292074
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
田辺 創一 広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (90272624)
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研究分担者 |
河本 正次 広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 教授 (90294537)
木村 郁夫 東京農工大学, 大学院農学研究院, 准教授 (80433689)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | Caco-2 / CD40 / colitis / tight junction / bacterial metabolite / lactic acid bacteria / bidifobacteria / intestinal barrier / commensal bacteria / bacterial metabolite / HYA / Th17 / bifidobacteria / hypoxia |
研究成果の概要 |
本研究では主として、腸内細菌代謝産物の腸管バリア回復効果をTNF-α処理したCaco-2細胞およびDSS腸炎マウスを用いて評価した。腸内細菌のリノール酸初期代謝物である10-hydroxy-c12-octadecenoic acid (HYA)は、TNF-αあるいはDSSによるタイトジャンクション関連因子の発現変化を抑制するとともに、TNF receptor 2発現を抑制した。HYAはGPR40発現を上昇させたが、GPR40アンタゴニストの添加によりHYAのバリア保護効果は消失した。一方、炭素鎖12位に二重結合をもたないオレイン酸初期代謝物には本活性が見られず、GPR40発現も低下させた。
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