研究課題/領域番号 |
25292106
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
岸本 崇生 富山県立大学, 工学部, 准教授 (60312394)
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研究分担者 |
荻田 信二郎 県立広島大学, 生命環境学部, 教授 (50363875)
鈴木 聡 富山県農林水産総合技術センター, 木材研究所, 副主幹研究員 (50446639)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 木質バイオマス / イオン液体 / セルロース / セルラーゼ / NMR / バイオマス |
研究成果の概要 |
イオン液体混合溶媒系は、微粉砕化した木質バイオマスを温和な条件で完全に溶解できる。本研究では、最適なイオン液体と共溶媒の組み合わせを探索するとともに、DMSOなどの共溶媒はセルロースの溶解性を高めるだけでなく、セルロースの保護効果があることを明らかにした。さらに、新しいセルロース前処理溶媒として、セルラーゼとの親和性の高いアミノ酸イオン液体共溶媒系を提案し、効率的なセルロースの酵素加水分解ができることを示した。またメタノールの存在下、セルラーゼの活性を損なわずに、セルロースをメチルβ‐D‐グルコシドに約40%の収率で変換できることを明らかにした。
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