研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は、年輪の安定同位体比を効率的に分析できる方法を確立することである。当初は、年輪の安定同位体比を自動分析する装置を設計する計画であったが、装置の試料導入部において、解決できない技術的問題に直面した。そこで予定を変更し、安定同位体比をより効率的に分析するための他の技術的課題に取り組んだ。すなわち、(1)試料採取方法および(2)化学的前処理方法の効率化の効率化を行った。前者では、成長錐コア試料を自動採取できる装置の開発に成功し、本装置は「スマートボーラー」として商品化された(www.smartborer.com)。後者では、10-100倍効率的なセルロース抽出手法を考案した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
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