研究課題/領域番号 |
25292117
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
桜井 泰憲 北海道大学, 水産科学研究科(研究院), 特任教授 (30196133)
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研究分担者 |
山本 潤 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 助教 (10292004)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2013年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | スルメイカ / 再生産仮説 / 大型水槽 / 産卵行動 / ふ化幼生 / 有機懸濁物 / 気候変化 / 資源変動予測 / 再生産仮設 / 生涯1回産卵 / 卵塊の中層浮遊 / 初期餌料 / 再生産 / GIS解析 / 飼育実験 / 人工授精 |
研究成果の概要 |
200トン水槽を用いたスルメイカの再生産仮説の再検証、ふ化幼生の初期餌料探査、各季節発生群の資源変動予測を行い、以下の新知見を得た。飼育下での本種の成長・成熟・交接・産卵イベントは水温調節によって制御が可能、水槽内で雌21個体が計39個の卵塊(直径30-120㎝)を産卵、水槽内に水温躍層を再現して卵塊の水温躍層滞留を確認、スルメイカ類では初めてふ化幼生が約2週間生存、その初期餌料が有機懸濁物質と海洋微生物であることを特定した。再生産可能海域のGIS解析を行い、2000年以降は秋生まれ群が11月以降にシフトし、冬生まれ群の卓越、分布の北偏、南下回遊の遅れなどを検出した。
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