研究課題/領域番号 |
25292119
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
北村 真一 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 准教授 (40448379)
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研究分担者 |
広瀬 裕一 琉球大学, 理学部, 教授 (30241772)
仲山 慶 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 講師 (80380286)
山田 力志 名古屋大学, 理学部, 助教 (10551020)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2015年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | マボヤ / マボヤ被嚢軟化症 / Azumiobodo hoyamsuhi / 被嚢軟化症 / 鞭毛虫 / 寄生虫 |
研究成果の概要 |
マボヤ被嚢軟化症は同養殖に被害を与えている.本課題では,被嚢軟化機構を明らかにすることを目的とした.発症個体で被嚢の主成分であるセルロースの分解はみられず,軟化に関与していないことが明らかとなった.次にタンパク質に注目し,被嚢から筋肉層にかけてプロテオミクス解析を行ったところ,発症個体ではHR-29が最も減少していた.免疫染色を行ったところ,本タンパク質は筋肉および細胞外基質付近の細胞に局在していた.健常個体でも軟化個体でも本タンパク質の局在に違いはなかったが,発症個体では表皮細胞の配列の崩壊および細胞外基質の崩壊が観察された.本課題で新たに表皮付近に傷害が認められることが分かった.
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