研究課題/領域番号 |
25292120
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 公益財団法人目黒寄生虫館 |
研究代表者 |
小川 和夫 公益財団法人目黒寄生虫館, その他部局等, 館長 (20092174)
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研究分担者 |
横山 博 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 助教 (70261956)
白樫 正 近畿大学, 水産研究所, 准教授 (70565936)
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連携研究者 |
本領 智記 近畿大学, 水産研究所, 助教 (70644160)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2015年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | クロマグロ / 種苗生産 / 寄生虫 / 住血吸虫 / クドア / Cardicola / Kudoa / 粘液胞子虫 |
研究成果の概要 |
養殖クロマグロに3種の住血吸虫が寄生し、それぞれに固有のフサゴカイ種が中間宿主となっていた。生活環が養殖場内で完結していることが明らかになった。そのうちの1種ゴカイについては、水深0~4 mで生息密度および寄生率が高く、7月に寄生のピークを示した。ゴカイ1個体が放出する感染期の幼生は最大で100万個体と算出された。粘液胞子虫については、新種を含む2種のクドアの筋肉寄生を明らかにした。寄生はマグロを海面生簀に移動した直後から起きると考えられた。ヒラマサ幼魚に寄生するクドアを用いた試験では,陸上飼育用水の濾過では寄生を防げなかったが、紫外線処理で防除に成功した。
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