研究課題/領域番号 |
25292158
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
盧 尚建 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (90322130)
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研究分担者 |
鈴木 啓一 東北大学, 大学院農学研究科, 教授 (10344706)
中島 恵一 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構, 主任研究員 (70362150)
萩野 顕彦 東北大学, 大学院農学研究科, 助教 (80156249)
芳賀 聡 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構, 研究員 (90442748)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2013年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | ウシ / Chemerin / Weaning / Lactation dairy cattle / ケメリン / 乳腺組織 / 肝臓組織 / 肝細胞 / 乳腺細胞 / 脂質代謝 / 脂肪蓄積 |
研究成果の概要 |
本研究では、Chemerinについて離乳期と乳牛の泌乳期の代謝移行期における生理的機能を解明することを目的とした。肝臓におけるChemerinのタンパク質発現は離乳後に低下していたが、Chemerinは離乳期のインスリン分泌調節には関与せず、肝臓におけるプロピオン酸からの糖新生を調節した。乳牛ではChemerinの肝臓における発現量および血中量は分娩直後に低下していたが、この変化は肝臓の糖新生調節に直接的には関与しないことが明らかになった。以上のことから、ウシにおいてChemerinの発現・分泌は代謝移行期にダイナミックに変化し、脂質代謝または糖代謝の調節に関与することが明らかになった。
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