研究課題/領域番号 |
25292178
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
磯貝 恵美子 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (80113570)
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研究分担者 |
福田 智一 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (40321640)
奥村 一彦 北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (60194510)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 抗菌ペプチド / 薬剤耐性菌 / 腫瘍 / メタボローム解析 / アポトーシス / 自然免疫 / 抗菌活性 / 抗癌活性 / miRNA / 多剤耐性菌 / 分子標的 / 抗腫瘍活性 / 分子改変 / カセリシジン / 抗菌 / 抗癌 / 疾病予防 |
研究成果の概要 |
抗菌ペプチド(AMP)は複数の標的を持ち、多彩な機能を有する鍵束と考えられる。申請者らは脊椎動物および無脊椎動物の抗菌ペプチドの構造予測を行い、構造と抗菌活性の連関を明らかにした。特に無脊椎動物の由来のAMPはユニークな立体構造を持ち、哺乳類細胞にほとんど毒性を示さず、効果的にメチシリン耐性あるいはバンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌を殺菌した。分子改変を行い、強力な抗癌活性を有するAMPは大腸癌細胞に対してアポトーシスを誘導した。ミトコンドリアはAMPの標的となっていると考えられた。さらに、メタボローム解析によってAMPは癌細胞の代謝に影響を与えることが分かった。
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