研究課題/領域番号 |
25292179
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
西藤 公司 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (20365422)
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研究分担者 |
菅井 基行 広島大学, 医歯薬保険学研究院, 教授 (10201568)
井手 香織 東京農工大学, 大学院農学研究院, 講師 (40550281)
水谷 哲也 東京農工大学, 農学部, 教授 (70281681)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
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キーワード | ブドウ球菌 / 膿皮症 / 膿痂疹 / 表皮剥脱毒素 / セラミド / デスモソーム / コルネオデスモソーム / 獣医学 / 皮膚科学 / 感染症 |
研究成果の概要 |
本研究ではマウスに黄色ブドウ球菌を塗布して膿痂疹モデルマウスを作成し、同マウスにおける黄色ブドウ球菌の経皮侵入機構について解析した。膿痂疹モデルマウスでは、まず好中球が表皮に侵入して角化細胞間を離開させ、その後に黄色ブドウ球菌の表皮内侵入が認められることを示した。一方で膿痂疹の病原因子である表皮剥脱毒素は、菌が表皮内侵入した後に角化細胞間をより開大させる役割を有することを示した。さらに本研究では、イヌ再発性膿皮症の症例における皮膚の脂質構成の変化について解析を行い、症例犬では健常犬よりも角層セラミド量が減少していることを示し、角層バリア機構の破綻が同症の病態に関与する可能性に初めて言及した。
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