研究課題/領域番号 |
25293034
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
青木 康展 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク研究センター, フェロー (20159297)
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研究分担者 |
中島 大介 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク研究センター, 主任研究員 (10281411)
増村 健一 国立医薬品食品衛生研究所, 変異遺伝部, 室長 (40291116)
野原 恵子 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境健康研究センター, 研究センター長 (50160271)
松本 理 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク研究センター, 研究調整主幹 (60132867)
柳澤 利枝 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境健康研究センター, 主任研究員 (70391167)
後藤 純雄 麻布大学, 生命環境学部, 元教授 (30112890)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2013年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 大気汚染物質 / 環境変異原物質 / リスク評価 / 突然変異 / in vivoアッセイ / 肺がん / 規制効果 / 環境 / 遺伝子 / 変異原性 |
研究成果の概要 |
東京都内で採取された大気浮遊粒子の抽出物(Tar)をgpt deltaマウスの肺内に投与して突然変異誘発を調べ、さらに、Tar中の多環芳香族炭化水素(PAH)濃度を分析し、過去の浮遊粒子曝露の肺がん発症リスクへの寄与を検討した。2010年試料のTar重量当たりの変異頻度は、対照群に比べ0.3 mgで1.5倍増加した。1980年試料もほぼ同様の変異頻度の増加であった。2010年試料の投与は酸化ストレスが誘発するG>T塩基置換を有意に上昇し、突然変異誘発への酸化ストレスの関与が示唆された。また、高発がん性のcyclopenta[c,d]pyrene等のPAH総体の発がん性への大きな関与が示された。
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