研究課題
基盤研究(B)
癌は癌遺伝子・癌抑制遺伝子の変異に伴う多段階発癌が主要な発癌経路であると推定されているが、なぜそれらの遺伝子変異が最終的に雑多な遺伝子異常を伴う細胞癌化に結びつくのかはいまだ明確になっていない。本申請では、多段階発癌の初期の遺伝子異常の段階から非コード反復配列RNAが発現し、DNA修復因子であるYB-1蛋白と結合し細胞質に局在させることを明らかにした。この反復配列がゲノムDNAやミトコンドリアDNAの変異修復を阻害することで、細胞内環境を攪乱しDNA損傷を惹起することをつきとめた。反復配列RNAのYB1への結合を阻害するなどの介入法によって発癌を抑制できる可能性が示唆された。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (14件) (うち国際共著 3件、 査読あり 14件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 7件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 備考 (2件)
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