研究課題/領域番号 |
25293087
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
加藤 良平 山梨大学, 総合研究部, 教授 (30152755)
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研究分担者 |
近藤 哲夫 山梨大学, 総合研究部, 准教授 (30334858)
中澤 匡男 山梨大学, 総合研究部, 准教授 (10345704)
大石 直輝 山梨大学, 総合研究部, 助教 (90623661)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
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キーワード | 甲状腺がん / 小児 / 放射線 / 病理 / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
20歳以下の若年甲状腺乳頭癌 (P-PTC) 81例と21歳以上の成人甲状腺乳頭癌 (A-PTC) 83例について、臨床病理学的に比較検討するとともに、BRAFV600E突然変異とTERT promoter突然変異を解析した。その結果、P-PTCはA-PTCよりも、腫瘍径が大きく、リンパ節転移率が高いことがわかった。一方、BRAFV600E突然変異率は、P-PTCは37%で、A-PTCの82%よりも低く、TERT promoter突然変異はA-PTCでは13%が陽性を示したが、P-PTCでは全例陰性となった。以上より、若年甲状腺癌はその臨床像とともに遺伝子背景も成人とは異なることが示唆された。
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