研究課題/領域番号 |
25293124
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福永 浩司 東北大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (90136721)
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研究分担者 |
福田 孝一 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (50253414)
森口 茂樹 東北大学, 大学院薬学研究科, 講師 (70374949)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2013年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / T型カルシウムチャネル / アミロイドβ / アセチルコリン / 嗅球摘出マウス / T型カルシウムチャネル / LTP |
研究成果の概要 |
認知機能改善薬ST101の構造最適化を行い、新規スピロイミダゾピリジン誘導体 SAK3 を創製した。SAK3 (0.5mg/kg)を経口投与すると T 型カルシウムチャネルを介して、海馬のアセチルコリン遊離を促進した。嗅球摘出マウスに経口投与すると、海馬のCa2+/カルモデュリン依存性プロテインキナーゼII(CaMKII)を活性化して認知機能を改善した。さらに、アルツハイマー病モデル APP23マウスに3ヶ月間 SAK3(0.5mg/kg)経口投与すると大脳皮質におけるアミロイドベータ蛋白質の蓄積を抑制し、認知機能を改善することを確認した。安全性と薬物動態について前臨床試験を実施している。
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