研究課題
基盤研究(B)
本研究では、神経系に蛍光タンパクを発現させたマウスを用いて、in vivoで皮膚刺激による感覚入力を情報処理する脊髄後角の神経回路網の3次元機能解析系を多光子励起顕微鏡で確立し、解析を行った。1回の皮膚刺激により応答する細胞が数10個同時に観察され、脊髄後角の表層では熱や機械的刺激に、深層では触刺激に応答するニューロンが多数存在することを示し、脊髄後角ニューロンの刺激-応答図を作成した。炎症性疼痛モデルを作製し、脊髄の神経線維上に新たなシナプスが形成され、その数が経時的に増加すること、グルタミン酸受容体拮抗薬で抑制されることを明らかにした。本研究は研究計画にそって順調に進んだと考える。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (20件) (うち国際学会 6件、 招待講演 2件) 図書 (5件) 備考 (2件)
Eur. J. Neurosci.
巻: 43 号: 4 ページ: 548-560
10.1111/ejn.13139
European Journal of Neuroscience
巻: 41 号: 7 ページ: 987-995
10.1111/ejn.12837
European Journal of Pharmacology
巻: In Press ページ: 42-48
10.1016/j.ejphar.2015.03.075
Life Sciences
巻: 143 ページ: 174-181
10.1016/j.lfs.2015.10.033
Neuroreport
巻: 26 号: 18 ページ: 1089-1094
10.1097/wnr.0000000000000474
Current pharmaceutical design
巻: 21 号: 7 ページ: 868-884
10.2174/1381612820666141027112451
Pain Research
巻: 30 号: 3 ページ: 167-172
10.11154/pain.30.167
130005093937
Practice of Pain Management
巻: 6 ページ: 22-25
痛みのScience & Practice
巻: 8
Developmental cell
巻: 29 号: 1 ページ: 47-58
10.1016/j.devcel.2014.03.005
PLoS One
巻: 9(8) 号: 8 ページ: e103321-e103321
10.1371/journal.pone.0103321
Analytical and bioanalytical chemistry
巻: 406 号: 5 ページ: 1387-1396
10.1007/s00216-013-7535-4
巻: 39 号: 5 ページ: 720-729
10.1111/ejn.12436
http://www3.kmu.ac.jp/medchem/index.html