研究課題/領域番号 |
25293241
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
八田 稔久 金沢医科大学, 医学部, 教授 (20238025)
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研究分担者 |
島田 ひろき 金沢医科大学, 医学部, 講師 (60278108)
東海林 博樹 金沢医科大学, 一般教育機構, 准教授 (10263873)
島村 英理子 金沢医科大学, 医学部, 講師 (00267741)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | 母体免疫 / 白血病抑制因子 / インターロイキン6 / DOHaD / 自閉症スペクトラム / 副腎皮質刺激ホルモン / 胎盤 / DOHaD |
研究成果の概要 |
我々は、白血病抑制因子と副腎皮質刺激ホルモンによる、母胎児間(母胎間)シグナルリレーが胎児大脳皮質の形成と赤血球の分化を誘導することを明らかにした。本研究課題では、疑似ウイルスを用いた母体免疫亢進モデルマウスを用いて、母胎間シグナルリレーに対する母体炎症の影響を解析した。その結果、妊娠母体がウイルス感染により重篤な炎症状態に陥った時、過剰な炎症性シグナルを胎盤で減弱あるいは遮断することで、母体炎症から胎児を保護するシステムの存在が示された。しかし、これは同時に胎児の発生に必要な生理的母胎間シグナルリレーも遮断するため、母体の状態によって胎児大脳の発生が影響を受ける可能性も示唆された。
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