研究課題/領域番号 |
25293242
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐藤 伸一 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (20215792)
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研究分担者 |
浅野 善英 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (60313029)
門野 岳史 聖マリアンナ医科大学, 病院, 准教授 (80292910)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2013年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 全身性強皮症 / B細胞 / Fli1 / 免疫異常 / 血管障害 / 線維化 / CD19 / ブレオマイシン / 皮膚硬化 / 自己免疫 / CD19 / Fli1 |
研究成果の概要 |
全身性強皮症は皮膚および内臓諸臓器の血管障害と線維化を特徴とする自己免疫疾患である。本症の病因は未だ不明であるが、その病態形成においてB細胞の異常な活性化が重要な役割を果たしていることが示されている。一方、我々は転写因子Fli1の発現低下が様々な細胞において強皮症に特徴的な形質を誘導することを明らかにしてきた。そこでB細胞特異的Fli1欠失マウスを作成したところ、B細胞において強皮症に類似した異常な活性化が生じ、さらに強皮症に類似した血管障害および皮膚と肺の線維化が生じることが明らかとなった。以上の結果から、B細胞におけるFli1の発現低下が強皮症の病態に深く関与している可能性が示唆された。
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