研究課題/領域番号 |
25293251
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
上野 修一 愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80232768)
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研究分担者 |
安部 賢郎 愛媛大学, 医学部附属病院, 助教 (80444735)
越智 紳一郎 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 助教 (40568911)
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研究協力者 |
吉野 祐太 愛媛大学, 医学部附属病院, 医員 (10646243)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 精神神経疾患 / アミノ基転移酵素 / 機能性多型 / 関連解析 / 統合失調症 / 頸動脈内中膜厚 / 高血圧 / 脳血管障害 / 精神障害 / 遺伝子多型 / 血管障害 / 一酸化窒素 / 非対称生ジメチルアルギニン / AGXT2 / 疾患対照遺伝子解析 / 動脈硬化 / 中枢神経系 / 定量的RT-PCR / 一塩基多型 / アミノイソ酪酸 |
研究成果の概要 |
AGXT2(アラニン:グリオキシル酸アミノ基転移酵素2型)は、チミン分解の中間産物D-3-アミノイソ酪酸に関わる唯一の酵素であり、非対称性ジメチルアルギニンも分解することから、一酸化窒素系に関わることがわかっている。AGXT2は脳にも存在し、日本人の約3割が酵素活性を欠損していることから、日本人での精神神経疾患との関連が予想される。まず、ラットを用いてAGXT2酵素が脳に広範に分布すること、そして、AGXT2活性欠損の遺伝メカニズムを明らかにし統合失調症と関連しないことを示した。最後に健常者の頸動脈内中膜厚とAGXT2遺伝子機能性多型に有意な相関があり、血管障害と関わることを明らかにした。
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