研究課題/領域番号 |
25293252
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
神庭 重信 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50195187)
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連携研究者 |
鬼塚 俊明 九州大学, 大学院医学研究院, 准教授 (00398059)
加藤 隆弘 九州大学, 先端融合医療レドックスナビ, 特任助教 (70546465)
本村 啓介 九州大学, 大学病院, 助教 (60432944)
三浦 智史 九州大学, 大学病院, 助教 (90404053)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2015年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2014年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2013年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | うつ病 / 神経炎症 / 動物モデル / ニューロン・グリア相関 |
研究成果の概要 |
うつ病の神経炎症仮説に基づき、動物実験としては、グラム陰性菌内毒素をマウスに投与して、行動および脳内の組織化学的変化について研究した。広範囲に及ぶミクログリアの一過性の活性化は見られたが、それを通じたアストログリア、オリゴデンドログリアへの影響は検出できなかった。ミクログリア活性化阻害物質であるミノサイクリンの投与は、内毒素投与の有無にかかわらず、抑うつ様行動を惹起した。培養細胞系では、ヒト末梢血中の単球から、ミクログリア様細胞を誘導することに成功し、気分障害罹患者を対象とする画像研究でも、拡散テンソル画像を集積した。これらの研究を通じ、うつ病と神経炎症の関連についてさらに知見を深めた。
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