研究課題/領域番号 |
25293276
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
五條 理志 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90316745)
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研究分担者 |
上 大介 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (80415588)
八木 洋 慶応義塾大学, 医学部・外科学, 助教 (20327547)
的場 聖明 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (10305576)
竹原 有史 旭川医科大学, 医学部, その他 (90374793)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2015年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2014年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 脱細胞 / 再細胞化 / 組織工学 / 界面活性剤 / 移植 / 心臓 |
研究成果の概要 |
臓器脱細胞技術の応用の問題点は、脱細胞に続く再細胞化過程における細胞生着は、脱細胞過程による細胞外マトリックスの障害である。この障害を最小にするための界面活性剤の探索を行い、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(SLES)という界面活性剤が最もその条件を満たすことを見出した。このSLESを用いたブタの心臓の脱細胞プロトコールでの心房移植においては、耐圧性には問題なく、血栓形成も認めることもなかった。現在の脱細胞・再細胞化技術では臓器そのものをin vitroで再現することはできないものの、組織としての利用の可能性は極めて高いことを示すことが出来た。
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