研究課題
基盤研究(B)
膵島細胞障害制御後には再生が誘導されるのではないかと想定し、同種同系マウス膵島移植、さらに米国より搬送されたヒト膵島を免疫不全マウスに移植する実験系を用いて、移植膵島を対象に膵β細胞の再生について解析した。その際、Receptor for Advanced Glycation Endoproducts (RAGE)に着目した。その結果、RAGE欠損マウス膵島ではGLP-1Rの発現が優位に上昇し、移植膵島障害は発現しないのみならず、移植膵島のインスリン含有量が2倍に上昇することが判明し、移植膵島の再生を示す知見が得られた。ヒト膵島ではマウスで有用性が判明したRAGE阻害剤を用いて検討している。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)
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