研究課題/領域番号 |
25293288
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
高尾 尊身 鹿児島大学, 医用ミニブタ・先端医療開発研究センター, 特任教授 (80171411)
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研究分担者 |
松山 隆美 鹿児島大学, 医用ミニブタ先端医療開発研究センター, 客員教授 (30145479)
松原 修一郎 鹿児島大学, 医用ミニブタ先端医療開発研究センター, 准教授 (60199841)
永井 拓 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 講師 (90363647)
丁 強 聖ミカエル病院李嘉誠知識研究所, キーナン研究センター (80457647)
吉満 誠 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (70404530)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2013年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | pancreatic cancer / cancer stem cell / CD133 / macrophage / FRb-receptor / tumor microenvironment / miR-30 / FRbeta / microRNA / invasion / migration / FRb receptor / fibrotic stroma / nude mouse / EMT / N-cadherin / miRNA / caerulein誘導慢性膵炎 / FRβマクロファージ / CD68マクロファージ / ヒト化抗FRαβ抗体 |
研究成果の概要 |
本研究では膵繊維化とがん幹細胞の浸潤への関連性を検討した。がん幹細胞様の特性を示すCD133発現膵癌細胞が免疫不全マウスの膵臓内移植で間質の線維化増強および活性マクロファージの高発現を示した。活性マクロファージの多くはFRβを発現し浸潤部位に存在した。血中可溶性FRβ測定系を確立し、膵癌20例の臨床データとの相関を検討した結果、血清可溶性FRβ高値群はリンパ節転移の可能性が高く、臨床応用が示唆された。また、CD133発現膵癌細胞はEMT関連遺伝子の発現を介して血行性転移を有意に増強した。さらに、miR-30 familyがCD133発現膵癌細胞の浸潤に重要な役割を果たしていることを見出した。
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