研究課題
基盤研究(B)
マウスiPS 細胞から腸管(iGut)を分化誘導した実績をもとに、ヒトiGutの誘導に必要な培養環境の改良に取組んだ。細胞分散に耐える細胞死抑制因子と、non-feeder培養法により、ヒトiPS細胞を大量に維持培養することが可能となった。また、新たな三次元培養により、胚葉体を安定して作製することができた。一定の温度・湿度・CO2管理下に経時観察し、培養効率が著明に改善することを確認した。異種のiPS細胞/iGutの培養環境の特異性を明らかにした本研究成果は、ヒトiGutの臨床応用実現に向けて大変有意義であり、国内外に広く発表していくとともに、本研究をさらに継続・展開していきたいと考えている。
すべて 2016 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (8件)
G.I. Research
巻: 24 ページ: 48-55
Journal of Gastrointestinal Research
巻: 22 ページ: 185-192
Nature Biotechnology
巻: 32 ページ: 1223-1230
Annual Review 消化器 2013
巻: 22 ページ: 7-13
巻: 21 ページ: 166-170