研究課題/領域番号 |
25293364
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
丸藤 哲 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30125306)
|
研究分担者 |
Jesmin Subrina (JESMIN Subrina) 筑波大学, 体育系, 研究員 (60374261)
|
連携研究者 |
澤村 淳 北海道大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00241448)
早川 峰司 北海道大学, 大学院医学研究科, 講師 (10374282)
和田 剛志 北海道大学, 大学院医学研究科, 助教 (30455646)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2015年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
|
キーワード | 外傷 / 敗血症 / DIC / 臓器不全 / 予後 |
研究成果の概要 |
昨年度に報告したように、外傷・敗血症症例においてDAMPsであるhistone H3, H4、補体経路活性化産物であるC3a, C5a、凝固線溶系で凝固制御機能の主軸を占めるAPCの測定を実施した。外傷後凝固線溶系変化の病態生理を究明するために、DICとAPCの関係を検討した。外傷後にAPC, SF、sTMを測定し、DIC症例では非DIC症例に比較してこれらが全て有意に低値となることを証明した。この結果は、外傷後DIC症例では血管内皮細胞傷害に伴い凝固制御機能の主軸であるAPCが減少し、これが播種性血管内トロンビン産生を来すことが明らかになった。
|