研究課題/領域番号 |
25293379
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
小林 真之 日本大学, 歯学部, 准教授 (00300830)
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研究分担者 |
崔 翼龍 理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, ユニットリーダー (60312229)
乾 賢 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 助教 (40324735)
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連携研究者 |
溝口 尚子 明海大学, 歯学部, 助教 (00548919)
山本 清文 日本大学, 歯学部, 助教 (30609764)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2015年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2013年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 島皮質 / 味覚 / レプチン / 局所回路 / 大脳皮質 / 摂食関連ホルモン / 光学計測 / パッチクランプ / 口腔感覚 / 抑制性シナプス後電流 / 興奮性シナプス後電流 / セカンドメッセンジャー / PI3K / JAK2/STAT3 |
研究成果の概要 |
「島皮質におけるレプチン受容体は,味覚情報や内臓感覚情報を修飾することによって摂食行動を調節する」という仮説を立て,レプチンおよび関連する神経伝達物質が,味覚情報処理を行っている島皮質や側坐核の神経回路に及ぼす影響について明らかにした。 光学計測法の実験結果から,レプチンは大脳皮質味覚野の皮質-皮質結合に対して抑制的に働くことが明らかになった。また,特定の興奮性入力を受ける抑制性ニューロンの出力を強めることによって,大脳皮質局所回路における情報処理を修飾している可能性が示された。さらに,レプチンはPI3KおよびJAK2/STST3経路を介して味覚情報処理に対して抑制的に働くことが示唆された。
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