研究課題/領域番号 |
25293380
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
岡部 幸司 福岡歯科大学, 歯学部, 教授 (80224046)
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研究分担者 |
松下 正之 琉球大学, 医学(系)研究科, 教授 (30273965)
岡本 富士雄 福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (60153938)
福島 秀文 東北大学, 歯学研究科, 准教授 (70412624)
鍛治屋 浩 福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (80177378)
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連携研究者 |
福本 敏 東北大学, 歯学研究科, 教授 (30264253)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2015年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | TRPM7 / ミネラル輸送 / 歯の石灰化 / エナメル芽細胞 / 象牙芽細胞 / コンディショナルKOマウス / 歯牙石灰化 |
研究成果の概要 |
ミネラル輸送を担う陽イオンチャネルと酵素の機能を併せ持つユニークなTRPM7に着目し、歯の石灰化における役割について検討を行った。TRPM7は全身中でも歯のエナメル芽細胞や象牙芽細胞に高い発現を認めた。また、エナメル芽細胞株及び象牙芽細胞株細胞においてもTRPM7の高い発現を認めると共に、TRPM7様イオン電流が検出された。キナーゼ機能を欠失したTRPM7キナーゼ変異マウスでは、切歯が白色化しエナメル質の形成不全が観察された。以上のことから、TRPM7はエナメル芽細胞および象牙芽細胞に特徴的に発現するチャネル蛋白であり、エナメル質形成の石灰化過程等で重要な役割を持つことが示唆された。
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