研究課題/領域番号 |
25293415
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
|
研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
里村 一人 鶴見大学, 歯学部, 教授 (80243715)
|
研究分担者 |
舘原 誠晃 鶴見大学, 歯学部, 講師 (90380089)
徳山 麗子 鶴見大学, 歯学部, 助教 (20380090)
井出 信次 鶴見大学, 歯学部, 助教 (00611998)
富岡 重正 徳島大学, 大学院医歯薬顎研究部, 准教授 (70188770)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
|
キーワード | 再生医療 / 分化転換 / 機能細胞 / 脊髄損傷 / エピジェネティクス / 組織再生 |
研究成果の概要 |
再生医療実現のための細胞源として、生体内で最終分化した細胞に対して遺伝子導入を伴わない分化転換により目的とする機能細胞を確保する可能性につき検討した。その結果、特定組成の神経細胞分化誘導因子の存在下に骨芽細胞は神経細胞様細胞形態へと分化転換し、特有のタンパク質を発現することが確認された。さらにこれらの細胞をマウス脊髄損傷モデルに移植したところ、後肢の運動回復が確認でき、組織学的免疫細胞組織学的にも脊髄の機能の回復が認められた。これらのことから、最終分化した細胞でも適切な分化誘導環境におくことで遺伝子導入を伴わない分化転換現象が起こりうること、その細胞は再生医療に有用である可能性が示唆された。
|