研究課題/領域番号 |
25293428
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
山下 喜久 九州大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (20192403)
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研究分担者 |
江島 伸興 大分大学, 医学部, 教授 (20203630)
古田 美智子 九州大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (20509591)
竹下 徹 九州大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (50546471)
清原 裕 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80161602)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2015年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 口腔フローラ / 網羅的解析 / 16S rRNA遺伝子 / 次世代シーケンサー / 分子疫学 |
研究成果の概要 |
本研究では日本人の口腔常在微生物叢の共通点と個人差の幅を明らかにし、さらに個人差と口腔の健康状態との関連の解明を目的とした。久山町住民の唾液マイクロバイオームはその細菌種構成から大きくタイプIとタイプIIに大別できた。両群の被験者を比較すると、タイプII の被験者のほうが若く、肥満度(BMI)が低く、う蝕経験が少なく喫煙者が少ない傾向が認められ、これらの差はポアッソン回帰分析で有意であった。唾液中の細菌群集の主たる由来は舌苔と考えられており、今回の結果は年齢や肥満度といった全身状態が歯よりもむしろ口腔粘膜の細菌群集と関連している可能性を示唆し、舌苔の制御が健康管理に重要であると思われる。
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