研究課題/領域番号 |
25300047
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮原 曉 大阪大学, グローバルコラボレーションセンター, 教授 (70294171)
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研究分担者 |
三尾 裕子 慶応義塾大学, 文学部, 教授 (20195192)
市川 哲 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 准教授 (40435540)
木村 自 大学共同利用機関法人人間文化研究機構本部, 招へい研究員 (10390717)
片岡 樹 京都大学, アジア・アフリカ地域研究科, 准教授 (10513517)
河合 洋尚 国立民族学博物館, 助教 (30626312)
中西 裕二 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50237327)
王 柳蘭 同志社大学, グローバル地域文化学部, 准教授 (50378824)
横田 祥子 滋賀県立大学, 人間文化学部, 助教 (80709535)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 中国系移民 / 女性 / ディアスポラ / 東南アジア / 通婚 / 再生産 / 僑郷 / 民系 / 経験世界 / 移動 / 観光 / 祖先 / 人口移動 / 文化変容 |
研究成果の概要 |
本研究では,東南アジアの女性の経験世界--中国系の女性と中国系の男性と通婚する女性が,いかに異なる仕方で移民社会の再生産に関与するか--を現地調査にもとづいて明らかにすることで,東南アジアの華僑華人史の書き換えを試みるとともに,人口と空間をめぐる政治力学という観点から既存の華僑華人研究,および移民研究の枠組みを再考した。また女性たちの移動,定住,通婚,再生産の経験の蓄積のなかに「人の移動」をとらえる新たな人類学的枠組みを模索し、閩南、客家、広東のような民系の違い、移民と移民の故郷に残された人たちの世界観の違い、女性と男性の経験世界の違いに着目するモデルの可能性を探った。
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