研究課題/領域番号 |
25300051
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
杉田 映理 東洋大学, 国際学部, 教授 (20511322)
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研究協力者 |
Val Curtis London School of Hygiene and Tropical Medicine, Director of Hygiene Centre
Edward Kirumira Makerere University, Director of Sociology Department
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ウガンダ / 水・衛生 / 行動変容 / ライフヒストリー / 文化人類学 / 水資源 / 衛生 |
研究成果の概要 |
本研究では、水道がなくコミュニティ内の深井戸などから生活用水を得ているウガンダ東部の農村地域において、給水施設が増えることで人々の水利用や衛生行動、そして日々の生活にどのような変化があるかを調査した。その結果、約15年間で深井戸は2本から16本に大幅に増え、各世帯から給水ポイントへの距離も3分の1以下に短縮したことが分かった。しかし、1人1日当たりの水量は7.9Lから9.8Lに増加したに留まった。手洗いも微増したに過ぎず、食事前の手洗いなどはむしろ減少していた。水汲み労働は楽になったという声がある一方で、行く回数が増え、運搬用に自転車利用が減るなど、労働力軽減の効果は慎重に検討する必要がある。
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