研究課題/領域番号 |
25300054
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
白川 千尋 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (60319994)
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研究分担者 |
飯國 有佳子 大東文化大学, 国際関係学部, 講師 (90462209)
飯田 淳子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (00368739)
川田 牧人 成城大学, 文芸学部, 教授 (30260110)
津村 文彦 福井県立大学, 学術教養センター, 准教授 (40363882)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 呪術 / 科学 / 東南アジア / オセアニア / 文化人類学 |
研究成果の概要 |
本研究では、ヴァヌアツ、フィリピン、タイ、ミャンマーを研究対象地域として、これらの地域の人々が呪術と科学をいかなる関係のもとに位置づけているのかを明らかにしようとした。その結果、呪術と科学は、「呪術=非科学」といった形で単純に相反する関係にあるものとして捉えられているわけでは必ずしもないこと、むしろ重なる部分をもつものとして存在していると捉え得る場合もあることなどが明らかになった。また、当事者の人々が呪術をリアリティのあるものとして受容してゆくプロセスにおいては、とりわけ感覚とマテリアリティ(物質性)が重要な役割を果たしていることが明らかになった。
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