研究課題/領域番号 |
25303011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 第一薬科大学 |
研究代表者 |
原口 浩一 第一薬科大学, 薬学部, 教授 (00258500)
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研究分担者 |
小瀧 裕一 北里大学, 水産学部, 准教授 (30113278)
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連携研究者 |
遠藤 哲也 北海道医療大学, 薬学部, 准教授 (10133216)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2015年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 海藻 / 臭素化合物 / 起源 / 代謝 / 海洋生物 / 環境分析 / 抗菌性化学物質 / 東南アジア |
研究成果の概要 |
ヒトや海洋哺乳動物に蓄積する臭素化ビフェノール(OH-BDE)の起源が海藻または共生微生物であることから、東南アジア海域におけるOH-BDEの分布特性を調べた。発生源として海藻(Sargassum sp.)および二枚貝(Spondylus sp.)中の共生微生物(Pseudoalteromonus sp.)を特定した。臭素化カテコールを基質としてdihydoxy-BDEが生成し、O-メチル化されたMeO-BDEが食物連鎖によりヒトや海洋哺乳動物に蓄積していることを明らかにした。MeO-BDEは肝臓でCYP2B6により脱メチル化され、OH-BDEとして血液に残留すると考えられる。
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